
パワフル社長の話を聞いた数日後に、お会いした、川田さん(仮名)。
ある地方で、工場管理をまかされたときの話。工場でしばらく働いてみると、だんだんこの工場の状況がわかってきた。
日本人総経理は、ほとんど工場に顔を見せない。日本語が話せる中国人にまかせっきり。たまに、顔を見せたと思えば、文句だけ言って帰っていく。
そりゃあ、工場の雰囲気も悪くなりますよね‥‥。
川田さんは、まず工員たちとコミュニケーションをとろうと決めたそうです。とりあえず、あいさつ。そして、一言二言、言葉を交わす。時間を見つけて会話をする。それだけで、「確実に工員達の表情は変わっていった」と川田さんは言っていました。また、こうも言っていました。
「なんか、ガンガン押し付けるだけって、違うと思うんですよ。彼らも考えているし。彼らの考えを取り入れていくことも大切だと思いますよ。最終的には、彼らが日本人無しでできるようになるのが、理想ですもんね。ただね、こうやって接していくと、『もっと彼らと話せたら、もっといいのに』って、思えてきたんです。だから、僕は仕事を辞めて留学しちゃいました(笑)」
なんか、アレですね。
結局、仕事って、人間臭い部分がたくさんあるんだなぁ、と。「こちらのほうが、効率的だから、やれ!」「それは、論理的におかしい!」人間は、理性があって、論理的にものを考えることができる。
でも、行動するときは、論理だけでは、動かない。
正しい=人は動く
これは、間違い。プラス感情、実は、これが大事。そういえば、教員時代にイタイほど経験したのでした。こんなときに思い出すとは‥‥(笑)。
感情がプラスされたときに、人は動く。これは、万国共通なのかもしれないですね。『文化が違う』というのは、感情の部分の、共感のさせ方が少し違うというだけかもしれません。
さあ、自分には、できるかな?
実は、これから中国人の会社にお手伝いする機会が出てきそうなんです。うぅ〜、楽しみ。うまく彼らの感情をつかめるかな?