
04年3月1日(月)
今日は、卒業式に参加してきました。前に担任をしていた子達が卒業だったんです。久しぶりに行った高校。
なんか、ぜんぜん変わらないんですよね。変わらない校舎。変わらない登校風景。笑って、寄ってくる生徒たち。1年間、中国に行ってきた感じがしません。
生徒A(手を振りながら)
「あっ、せんせーいっ!ほんとに来たんだー!」
私「そりゃ、来るよ〜」
B「うわー、わざわざ帰ってくるなんて、モノ好きだねー!」
私「ははは♪」
C「先生、ほんとに中国で働いてんの?(笑)」
私「お前こそ、ほんとに受験勉強してたの?(笑)」
昔と同じような、たわいのない会話。こういうのが楽しいんですよね。ここに戻って来ると、こういう会話ができる。嬉しいことです。
式が終了。
クラスでの最後のホームルーム。部外者ですので、私は、外で生徒を待ちます。そして、卒業生、解散。生徒たちが昇降口から出てきました。
「先生、写真撮ろっ!」
「先生、アルバムにメッセージ書いて!」
「先生、俺、大学受かっちゃったよ!」
「私、就職決まったよ!」
「先生っ!俺、卒業できちゃったよ〜!」
「俺はまだ、受験が残ってるけど、頑張ってるよ!」
「先生、俺、3月中にもう留学、出発だよ!」
そうなんですよね。変わらない雰囲気、変わらない声で話していても、もう出発してしまっているんですもんね。明日からは、彼らはここにはいない。たわいのない会話をしながら、メッセージを書きながら、写真を撮りながら、思いました。
この子たちと、もう、ここに来ても会えないんだ‥‥
生徒たちが帰ってしまってからです。一層グググッと感じるものがあったのは。
もう、今度は、俺が戻ってくる場所はなくなるんやな‥‥
あとになって寂しくなりました。自分が中国で頑張る姿を見せて生徒を元気づけているつもりが、自分のほうがずっと元気づけられていたようです。
こんなことなら、もっとじっくりと話を聞いておけばよかったな‥‥
でも!!です。
夜になり、生徒と電話で話しました。昼間、ドタバタしていて、あまり話せなくて残念だったということを、私が言ったんです。そのときの生徒の言葉。
「何言ってんの。いいの、いいの。先生が、また戻って来ればいいだけじゃん♪すぐ、みんな集まるよ」
あ、そっか‥‥‥(涙)。そうですよね。何も、むりに終わらせる必要はなくて、つながりが続くかどうかは、自分次第なんですから。
また、元気をあげるつもりが、もらってしまいました‥‥。なかなか、勝たせてくれないみたいです。