
04年5月21日(金)
香港で努力されている方の話を聞いても、「中国と香港では違うから‥‥」と逃げていた私。でも、今日お会いした方に、目を醒まされたんです!
その方のお話。中国のある会社に就職。当時は中国語は話せず。その会社は、中国人と日本人が出資している工場。来た当初は良かったんです。日本人の先輩も優しい。ところが、まもなくして、ある事実が判明します。なんと、中国で働く日本人を、自分ひとりだけするらしい!
「だ、だまされた?」
一人になり、会社のことを一手に任されました。調べてみると、会社の状況は、まさに火の車。でも、しだいに判明してきたのです、この会社のガンが。出資している中国サイドの要求がデタラメ。
でもそれは、会社設立時に契約で決まってしまっていることで、簡単には変えられません。中国人の言うがままに作ってしまった契約書だったのです。
その後2年間、会社を建て直そうと、何度も中国側と話し合いの努力を重ねるものの、まったく交渉の余地無し。
そこで、ついに決断。会社の権利を完全に中国側に譲り、新たに日本側だけで、新会社を作る。
しかも、すごいのは、
もう中国人にいいようにされるのはごめんだ、と、自分ですべての書類作成、手続きをしてしまったこと。当然、すべて中国語で。
労働局、工商局、税務局などなど‥‥毎日通う。当然、『書類不備』ばかり。追い返される。でも、負けずに、やり直す。
わからない部分は徹底的に聞く。ときには役人とやりあう。繰り返し、繰り返し、繰り返し。
「日本人でも、できるんだよ。当然。めちゃめちゃ大変だったよ。でも勉強になった。努力したぶんは、自分の力になるからね」
なんか、カッコイイんですよね、あることをやり遂げた人の表情って。自信が溢れているからでしょうか。
中国でも、粘り勝ちは通じる。う〜ん、逃げ道なくなったな‥‥(笑)。
進む方向は、『前』だけ、ですね。