失敗?成功?教師辞め中国で経営者に

失敗?成功?教師辞め中国で経営者に

04年4月12日(月)
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失敗?成功?教師辞め中国で経営者に

中国ビジネスの難しさ(語学学校から離脱)

語学って?:初上海その2

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04年4月12日(月)

すいません、一日遅れで、一昨日の続きです。一昨日は上海の人の温かさで、私が上海にホレたという話でした。今日は、私の価値観&人生が変わってしまった話です。

(これまでのストーリー)1週間の上海語学研修で一緒になった3人。中国語が少し話せる女の子、英語も中国語も話せない男性、そして、英語教師のむてつ。

私がインターネットで見つけた、おいしい店に行こう!と、3人で旅立ち、道に迷い、多くの上海の人の温かさに助けられ、やっと店にたどり着いたのでした。

 だが、しかしっ!!(ここから、新しい話です)

夜8時です。やっとのことでたどりついたその店、扉を開けると、なんと、

 超満員っ!!

入り口から、通路が5メートル、角を曲がって5メートル、そして店内。全部、待ちの人が並んでるんです〜(涙)。

店員が指差します。「そこに並べ」と。約1時間ほど、探し回り疲れてしまった私は、もうガックリ。

「これはちょっと待ってられないっすね」女の子も、あきらめ気味。「しょうがないね‥‥」

しかし、もう一人の男性が言いました。

男 「野村さん、プリントアウトしてきた紙に、この店の写真、ありましたよね?」

の 「は、はい‥‥ありますよ」

男 「ちょっと貸してください。いけるかも」

の&女 「へ???」

その男性、待っている中国人たちをかき分け、店内に入っていきました。‥‥そして、10分後。男性、戻ってきました。

「オッケーッ!!いまからすぐ、入れてくれるって!!」

ほんまかいな?!(笑)と思いましたが、ちょっと待つと本当に店員が案内してくれるんです。並んでいる列をかき分けて。

なんと、今、食事の最中の家族が、相席できるように、席を空けてくれています。

の 「ど、どうして、あんなに並んでるのに、先に入れてもらえたんっすか?」

男 「いやあ、野村さんのあの紙を見せて、『これを見て、日本から食べに来たんだ!』って、言ってみたんですよ(笑)。わかってくれるもんですね、日本語でも。ハッハッハッハ」

の&女 「‥‥‥(ア然)」

すごくショックでした。チンウェンさんだった私(『請問(チンウェン)』しか言えない人の意味)。もう、最初から「伝わらない」って、あきらめてしまっていた私。

そのとき、気づきました。


そっかぁ、コミュニケーションって、そういうものだよなぁ‥‥ひょっとして、語学の勉強を始めてしまったから、話すのが怖くなってしまっている?じゃあ、何のための勉強???

自分はどうなんだ?俺が高校でやっている授業って、怖くさせることばかりでは?ここが違う、あそこが違う、あれだけバツをつけられたら、話すのだって怖くなるよなぁ‥‥。俺のやってきたことって‥‥‥


別の日に、一緒にお土産を買いに行ったときもそうです。値引き交渉。

女の子

「これいくら?」(中国語)

店員(電卓で見せながら)

「40元」

男性(日本語で、店員に聞こえるように)

「高けーなぁ。でも、物いいよねぇ、たしかに。おばちゃん、ハオだねぇ、ハオ(『良い』の意味)。俺、すっげー欲しいんだけどなぁ。10元!!」

店員

「30元」

男性

(ひたすら日本語です。笑)

「え〜っ、もっと安くしてよ〜。俺はね、日本人でも、お金が無い日本人なの。毎日工場で働いて、小さい家に住んで大変なんだよ〜。15元」

おもしろいことに、店員が、不思議とだんだん笑顔になってくるんです。『おもろい外人が来たなぁ』とでも、思っているんでしょうか(笑)。

店員

「20元!!」

男性

「よし、買ったッ♪」


という感じ。交渉ごとになると、語学ができる二人はダメ。その男性が断然強い。いままでの俺の語学って‥‥

初めて見た上海のパワー。これは、たしかに、私の心に火をつけました。

でも、この人との、強烈な出会い。こちらは、語学教師としての私を目覚めさせてくれました。そんな体験があって、今、ここ上海で1年を迎えます。出会いって、おもしろいですよね。

しかも、昨日、その男性が、上海の学校に遊びに来てくれたんです。うれしいなぁ、なんか♪すいません、そういう理由があって、ちょっと強引に思い出話でしたっ!(笑)


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